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家扶
ふりがな文庫
“家扶”の読み方と例文
読み方
割合
かふ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かふ
(逆引き)
そう思っていたが、又左衛門は朝早く
家扶
(
かふ
)
を呼んで、病気の届けを出すようにと命じた。それを聞いて、折之助はもうだめだと思った。
雪と泥
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
が、一寸間を置いて、あわただしく車内へ馳せ込んだ男は、先の紳士と同年輩らしい少し古びた洋服着の、一見して一行の
家扶
(
かふ
)
であることが分った。
動かぬ女
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
もしこの
家扶
(
かふ
)
が
下座敷
(
したざしき
)
にゐたまゝであつたならば
無論
(
むろん
)
壓死
(
あつし
)
したであらうが、
主人
(
しゆじん
)
思
(
おも
)
ひの
徳行
(
とくこう
)
のために
主人夫妻
(
しゆじんふうふ
)
と
共
(
とも
)
に
無難
(
ぶなん
)
に
救
(
すく
)
ひ
出
(
だ
)
されたのであつた。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
家扶(かふ)の例文をもっと
(36作品)
見る
“家扶”の意味
《名詞》
かつて皇族や華族の家の職員で、家務や会計を司り、家令に次ぐ。
(出典:Wiktionary)
家
常用漢字
小2
部首:⼧
10画
扶
常用漢字
中学
部首:⼿
7画
“家”で始まる語句
家
家内
家中
家来
家鴨
家主
家人
家族
家並
家庭
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