“扶桑”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふそう87.0%
ふさう13.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いわゆる扶桑(ふそう)伝説はすなわち是(これ)で、多分は太陽の海を離るる光景の美しさ貴(とう)とさから、導かれたもののごとく私たちは推測している。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
これぞその時代扶桑(ふそう)第一、天文暦数の大儒者として、吉宗将軍の寵(ちょう)を受け、幕府天文方の総帥となった、求林斎西川正休(きゅうりんさいにしかわまさやす)である。
任侠二刀流 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
こゝに眼(め)を拭(ぬぐひ)て扶桑(ふさう)第一の富士を視(み)いだせり、そのさま雪の一握(ひとにぎ)りを置(おく)が如し。人々手を拍(うち)、奇なりと呼(よ)び妙なりと称讃(しようさん)す。千勝(しよう)万景(けい)応接(おうせふ)するに遑(いとま)あらず。
今夜(こよひ)二六脚(あし)をやぶり、倦(う)みつかれて山をくだるとも、おのが古郷(ふるさと)にもあらず。翌(あす)のみち又はかりがたし。此の山は二七扶桑(ふさう)第一の霊場、二八大師の広徳(くわうとく)かたるに尽きず。