“寵”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちょう75.7%
ちよう12.2%
かまど2.7%
いつ1.4%
おも1.4%
こめ1.4%
こも1.4%
ちやう1.4%
チヨウ1.4%
メヅ1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その後出雲氏は蘇我氏に出入し多くのちょうこうむったが、蘇我氏亡びて親政となるや冗官じょうかんを廃する意味においてたちまち官途を止められた。
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
(五二)くわんなればすなは名譽めいよひとちようし、きふなればすなは介冑かいちうもちふ。いまやしなところもちふるところあらず、もちふるところやしなところあらずと。
沖釣に行つて捨てゝ來るもあり、家の中でかまどの下か風呂場の鐵砲てつぱうはふり込むもある
銭形平次捕物控:311 鬼女 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
おつ成長せいちやうまし/\器量きりやう拔群ばつくんすぐ發明はつめいなれば加納將監夫婦ふうふひとへに實子の如くいつくしみそだてけるさて或日あるひ徳太郎君につきの女中みなあつま四方山よもやまはなしなどしけるが若君には御運ごうんつたなき御生おうまれなりと申すに徳太郎君御不審ごふしんおぼしめし女中に向ひ其方ども予が事を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
気まま身ままのおもいものにしてやるなぞと、小娘のわたしをだましておいて、それを、それを
山県有朋の靴 (新字新仮名) / 佐々木味津三(著)
こめのろくれんと三郎兵衞の人形ひとがたこしらへ是へくぎうつて或夜三郎兵衞が裏口うらぐちよりしのび入り居間ゐまえんの下にうづめ置是で遺恨ゐこん
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
千三百年のいにしえ、太子がこもらせたもうた御姿を想像し、あの暗澹あんたんたる日に美しい黎明を祈念された太子が、長身に剣をしかと握りしめ
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
くちなはの口や狐のまなざしや地のうへ二尺君はちやうの子
恋衣 (新字旧仮名) / 山川登美子増田雅子与謝野晶子(著)
サキニ信頼ヲチヨウシテ平治ニ乱アリ、マタ成親等ヲシテ鹿ヶ谷ニ会セシメ、今マタコノ事ヲ見ル、禍乱止マルベカラズ、清盛ノ跋扈バツコモヤムヲ得ザルナリ——と清盛の法皇幽閉の挙を
随筆 新平家 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
三首目の「父君に我は愛子マナゴぞ。母刀自に我はメヅ子ぞ」
相聞の発達 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)