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愛寵
ふりがな文庫
“愛寵”の読み方と例文
読み方
割合
あいちょう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あいちょう
(逆引き)
院の皇子方は、父帝がどれほど御
愛寵
(
あいちょう
)
なされたお
后
(
きさき
)
であったかを、現状のお気の毒さに比べて考えては皆暗然としておいでになった。
源氏物語:10 榊
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
愛寵
(
あいちょう
)
比なき
李
(
り
)
夫人の兄たる
弐師
(
じし
)
将軍にしてからが兵力不足のためいったん、
大宛
(
だいえん
)
から引揚げようとして帝の
逆鱗
(
げきりん
)
にふれ、
玉門関
(
ぎょくもんかん
)
をとじられてしまった。
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
鎌倉殿は、船中において
嚇怒
(
かくど
)
した。
愛寵
(
あいちょう
)
せる女優のために群集の無礼を憤ったのかと思うと、——そうではない。
伯爵の釵
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
愛寵(あいちょう)の例文をもっと
(10作品)
見る
“愛寵”の意味
《名詞》
愛 寵 (あいちょう)
大切にして愛すること。
(出典:Wiktionary)
愛
常用漢字
小4
部首:⼼
13画
寵
漢検準1級
部首:⼧
19画
“愛寵”で始まる語句
愛寵愛撫
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御寵愛
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