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あいちょう
ふりがな文庫
“あいちょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
愛寵
50.0%
愛重
25.0%
合牒
5.0%
哀腸
5.0%
哀調
5.0%
哀鳥
5.0%
相弔
5.0%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
愛寵
(逆引き)
愛寵
(
あいちょう
)
比なき
李
(
り
)
夫人の兄たる
弐師
(
じし
)
将軍にしてからが兵力不足のためいったん、
大宛
(
だいえん
)
から引揚げようとして帝の
逆鱗
(
げきりん
)
にふれ、
玉門関
(
ぎょくもんかん
)
をとじられてしまった。
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
あいちょう(愛寵)の例文をもっと
(10作品)
見る
愛重
(逆引き)
小石川植物園内の大銀杏は維新後
危
(
あやう
)
く
伐
(
き
)
り倒されようとした
斧
(
おの
)
の跡が残っているために今ではかえって老樹を
愛重
(
あいちょう
)
する人の多く知る処となっている。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
あいちょう(愛重)の例文をもっと
(5作品)
見る
合牒
(逆引き)
「……妾……今から帰って、お医者様にスッカリ白状するわ。みんな妾が一人でした事だって……ですから
貴方
(
あなた
)
は……あなたは早く逃げて頂戴……同罪になるといけないから……店の金庫の
合牒
(
あいちょう
)
はイナコよ……サヨウ……ナラ」
鉄鎚
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
あいちょう(合牒)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
哀腸
(逆引き)
冬近きを思うにつけ、
飢餓
(
きが
)
に迫っている城兵はいよいよ悲壮な
哀腸
(
あいちょう
)
を抱いて死の近きを覚悟しているにちがいない。
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
あいちょう(哀腸)の例文をもっと
(1作品)
見る
哀調
(逆引き)
恨
(
うら
)
むような、泣くような、
腸
(
ちょう
)
の
千切
(
ちぎ
)
れるような
哀調
(
あいちょう
)
をおびた楽の音であった。来会者の中には、首すじがぞっと寒くなり、思わず
襟
(
えり
)
をかきあわす者もいた。
霊魂第十号の秘密
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
あいちょう(哀調)の例文をもっと
(1作品)
見る
哀鳥
(逆引き)
呉は国中
喪
(
も
)
に服した。空に
哀鳥
(
あいちょう
)
の声を聞くほか、地に
音曲
(
おんぎょく
)
の声はなかった。
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
あいちょう(哀鳥)の例文をもっと
(1作品)
見る
相弔
(逆引き)
養子に離れ、娘にも妻にも取り残されて、今は形影
相弔
(
あいちょう
)
するばかりの主人は、
他所目
(
よそめ
)
には一向悲しそうにも見えず、相変らず店の塵をはたいている。
やもり物語
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
あいちょう(相弔)の例文をもっと
(1作品)
見る
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