“愛重”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あいちょう71.4%
アドレイション14.3%
めぐ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
殊には、故信長も、於犬於犬と呼んで、犬千代のむかしから、織田の人材中でも、一器量として、愛重あいちょうかなかったほどの人物である。——
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
晴々強く箇性的な男性への愛重アドレイションが現れ難いのは、公平に云って女が救いようのない偽善者だからでも、石女だからでもないと思われる。
わからないこと (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
この時にその后はらみましき。ここに天皇、その后の、懷姙みませるに忍へず、また愛重めぐみたまへることも、三年になりにければ、その軍を𢌞かへしてすむやけくも攻めたまはざりき。