哀腸あいちょう)” の例文
冬近きを思うにつけ、飢餓きがに迫っている城兵はいよいよ悲壮な哀腸あいちょうを抱いて死の近きを覚悟しているにちがいない。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)