“哀傷”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
あいしょう28.6%
かなしみ28.6%
あいしやう14.3%
いた14.3%
ペーソス14.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“哀傷”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行0.2%
文学 > 日本文学 > 詩歌0.1%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
かつては書店の主人であったが、愛妻の病没により、哀傷あいしょうの極は発願ほつがんして、ふるって無一物の真の清貧に富もうと努めた。
木曾川 (新字新仮名) / 北原白秋(著)
詩を書いていた時分に対する回想は、未練から哀傷あいしょうとなり、哀傷から自嘲じちょうとなった。
弓町より (新字新仮名) / 石川啄木(著)
不図ふと斯ういふことを想ひ着いた時は、言ふに言はれぬ哀傷かなしみが身をおそふやうに感ぜられた。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
お志保は酒瓶てうしを持添へて勧めた。歓喜よろこび哀傷かなしみとが一緒になつて小な胸の中を往来するといふことは、其白い、優しい手のふるへるのを見ても知れた。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
陽王やうわうちうせられてのち追慕つゐぼ哀傷あいしやうしてやまひとなる。
聞きたるまゝ (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
と、彼の才気や新知識を、哀傷いたむ者もあった。
夏虫行燈 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
處女詩集「月に吠える」は、純粹にイマヂスチツクのヴイジヨンに詩境し、これに或る生理的の恐怖感を本質した詩集であつたが、この「青猫」はそれと異なり、ポエヂイの本質が全く哀傷ペーソスに出發して居る。
定本青猫:01 定本青猫 (旧字旧仮名) / 萩原朔太郎(著)