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哀傷
ふりがな文庫
“哀傷”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かなしみ
33.3%
あいしょう
22.2%
あいしやう
11.1%
いた
11.1%
なげき
11.1%
ペーソス
11.1%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かなしみ
(逆引き)
お志保は
酒瓶
(
てうし
)
を持添へて勧めた。
歓喜
(
よろこび
)
と
哀傷
(
かなしみ
)
とが一緒になつて小な胸の中を往来するといふことは、其白い、優しい手の
慄
(
ふる
)
へるのを見ても知れた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
哀傷(かなしみ)の例文をもっと
(3作品)
見る
あいしょう
(逆引き)
詩を書いていた時分に対する回想は、未練から
哀傷
(
あいしょう
)
となり、哀傷から
自嘲
(
じちょう
)
となった。人の詩を読む興味もまったく失われた。
弓町より
(新字新仮名)
/
石川啄木
(著)
哀傷(あいしょう)の例文をもっと
(2作品)
見る
あいしやう
(逆引き)
劉填
(
りうてん
)
が
妹
(
いもうと
)
は
陽王
(
やうわう
)
の
妃
(
ひ
)
なり。
陽王
(
やうわう
)
誅
(
ちう
)
せられて
後
(
のち
)
追慕
(
つゐぼ
)
哀傷
(
あいしやう
)
して
疾
(
やまひ
)
となる。
婦人
(
ふじん
)
の
此
(
この
)
疾
(
やまひ
)
古
(
いにしへ
)
より
癒
(
い
)
ゆること
難
(
かた
)
し。
時
(
とき
)
に
殷※
(
いんせん
)
善
(
よ
)
く
畫
(
ゑが
)
く、
就中
(
なかんづく
)
人
(
ひと
)
の
面
(
おもて
)
を
寫
(
うつ
)
すに
長
(
ちやう
)
ず。
聞きたるまゝ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
哀傷(あいしやう)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
いた
(逆引き)
と、彼の才気や新知識を、
哀傷
(
いた
)
む者もあった。
夏虫行燈
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
哀傷(いた)の例文をもっと
(1作品)
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なげき
(逆引き)
「……お
哀傷
(
なげき
)
はさることながら、
御赦免
(
ごしゃめん
)
の天恩を
浴
(
あ
)
み、おなつかしい
京都
(
みやこ
)
の土をお踏み遊ばしてからおかくれなされたことが、せめてものことでござりました」
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
哀傷(なげき)の例文をもっと
(1作品)
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ペーソス
(逆引き)
ポエヂイの本質が全く
哀傷
(
ペーソス
)
に出發して居る。
定本青猫:01 定本青猫
(旧字旧仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
哀傷(ペーソス)の例文をもっと
(1作品)
見る
“哀傷”の意味
《名詞》
哀傷(あいしょう)
人の死を悲しみいたむこと。
歌集の中の篇の名。哀傷の心を読んだ歌を収める。
(出典:Wiktionary)
哀
常用漢字
中学
部首:⼝
9画
傷
常用漢字
小6
部首:⼈
13画
“哀”で始まる語句
哀
哀憐
哀愁
哀悼
哀願
哀訴
哀哭
哀々
哀号
哀婉
“哀傷”のふりがなが多い著者
島崎藤村
北原白秋
吉川英治
石川啄木
永井荷風
萩原朔太郎
泉鏡花