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哀傷
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あいしょう
ふりがな文庫
“
哀傷
(
あいしょう
)” の例文
詩を書いていた時分に対する回想は、未練から
哀傷
(
あいしょう
)
となり、哀傷から
自嘲
(
じちょう
)
となった。人の詩を読む興味もまったく失われた。
弓町より
(新字新仮名)
/
石川啄木
(著)
雀のお宿の
素峰子
(
そほうし
)
は、自ら
行乞子
(
こうきつし
)
と称している。かつては書店の主人であったが、愛妻の病没により、
哀傷
(
あいしょう
)
の極は
発願
(
ほつがん
)
して、
奮
(
ふる
)
って無一物の真の清貧に富もうと努めた。
木曾川
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
“哀傷”の意味
《名詞》
哀傷(あいしょう)
人の死を悲しみいたむこと。
歌集の中の篇の名。哀傷の心を読んだ歌を収める。
(出典:Wiktionary)
哀
常用漢字
中学
部首:⼝
9画
傷
常用漢字
小6
部首:⼈
13画
“哀”で始まる語句
哀
哀憐
哀愁
哀悼
哀願
哀訴
哀哭
哀々
哀号
哀婉