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自嘲
ふりがな文庫
“自嘲”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
じちょう
98.0%
じてう
2.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じちょう
(逆引き)
死ぬるばかりの猛省と
自嘲
(
じちょう
)
と恐怖の中で、死にもせず私は、身勝手な、遺書と称する一
聯
(
れん
)
の作品に凝っていた。これが出来たならば。
十五年間
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
もち前のとり澄まし方に、じっと
堪
(
た
)
えていた泰子は、忠盛が、
自嘲
(
じちょう
)
を発すると、むかと、顔に血をうごかして、すぐ反撥して来た。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
自嘲(じちょう)の例文をもっと
(48作品)
見る
じてう
(逆引き)
病の絶望の底に
到
(
いた
)
つて、
自嘲
(
じてう
)
めいたこの言葉が、いまの加野の一切なのだと、ゆき子は加野へ対して、同情しないではゐられなかつたが、現実に逢つた加野へ対しては
浮雲
(新字旧仮名)
/
林芙美子
(著)
自嘲(じてう)の例文をもっと
(1作品)
見る
“自嘲”の意味
《名詞》
自 嘲(じちょう)
自分自身を嘲ること。
(出典:Wiktionary)
自
常用漢字
小2
部首:⾃
6画
嘲
常用漢字
中学
部首:⼝
15画
“自嘲”で始まる語句
自嘲的
自嘲心
自嘲癖
検索の候補
自嘲的
自嘲心
自嘲癖
“自嘲”のふりがなが多い著者
金森徳次郎
梅崎春生
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
徳永直
下村湖人
壺井栄
吉川英治
林不忘
山本周五郎
アントン・チェーホフ