“自嘲癖”の読み方と例文
読み方割合
じちょうへき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わらってくれ。詩人に成りそこなって虎になった哀れな男を。(袁傪は昔の青年李徴の自嘲癖じちょうへきを思出しながら、哀しく聞いていた。)そうだ。お笑い草ついでに、今のおもいを即席の詩に述べて見ようか。
山月記 (新字新仮名) / 中島敦(著)