“哀愁”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
あいしゅう56.0%
かなしみ20.0%
あいしう12.0%
あいしゆう8.0%
ペーソス4.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“哀愁”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 諸芸・娯楽 > 撞球100.0%
文学 > 英米文学 > 戯曲16.7%
文学 > ドイツ文学 > その他のゲルマン文学(児童)7.7%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
だが聰明な読者ならば、彼のそうした行為の裏に、いつも一脈の哀愁あいしゅうが流れていたことを決して見逃がさなかったはずだ。
次郎物語:02 第二部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
母が兄とお兼さんを評し合った言葉の裏には、おのれがそれだけ年を取ったという淡い哀愁あいしゅうを含んでいた。
行人 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
ぎゃく囘轉まはるとうたのがなほり、ぬるほど哀愁かなしみべつ哀愁かなしみがあるとわすれらるゝ。
日のくれぐれに、勝手口から井戸のそばに出て、平野をめぐる遠い山々のくらくなるのを眺めていると、身も引き入れられるような哀愁かなしみがそれとなく心をおそって来る。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
うして哀愁あいしうおほはれたこゝろの一ぱうには老人としよりひがみと愚癡ぐちとがおこつたのであつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
しかし、さすがにどことなく哀愁あいしうにみちた空氣くうき
文壇球突物語 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
あわただしい市街生活の哀愁あいしゆうに縺れる……
東京景物詩及其他 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
哀愁あいしゆうよ、
思ひ出:抒情小曲集 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
なぜならこの詩集には、私の魂の最も奧深い哀愁ペーソスが歌はれて居るからだ。
定本青猫 (旧字旧仮名) / 萩原朔太郎(著)