“満寵”の読み方と例文
読み方割合
まんちょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「河北の情勢をうかがいに行った満寵まんちょうが、手先の密偵の諜報を悉皆しっかいあつめて、ただいま立ち帰ってまいりましたが」
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
使者の満寵まんちょうは、やがて歓迎の宴に臨んだ。曹操の書簡を見てからの孫権は甚だ気色がうるわしい。満寵はひそかに
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
曹操は、調印直後、満寵まんちょう樊川軍はんせんぐん参謀に任じ、曹仁のいる前線拠地——樊城はんじょうへ派遣して、彼をたすけさせた。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)