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寵幸
ふりがな文庫
“寵幸”の読み方と例文
読み方
割合
ちょうこう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちょうこう
(逆引き)
かつて、白河上皇の
寵幸
(
ちょうこう
)
をうけた身であるという
誇
(
ほこ
)
りが、かの女の心の骨格になっているらしい。すぐ、白河の
御名
(
おんな
)
を口に出す。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
二葉亭の家では猫は主人の
寵幸
(
ちょうこう
)
であって児供が
翫弄
(
おもちゃ
)
にするのを許さなかった。
二葉亭余談
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
実際、右衛門にはなんの罪もないのだが、右衛門の
寵幸
(
ちょうこう
)
と今川家の退廃とが同時に起ったので、単純な世人はその前に因果関係があると思ったのである。実際彼は一人の無邪気な少年に過ぎない。
三浦右衛門の最後
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
寵幸(ちょうこう)の例文をもっと
(7作品)
見る
寵
漢検準1級
部首:⼧
19画
幸
常用漢字
小3
部首:⼲
8画
“寵”で始まる語句
寵愛
寵
寵姫
寵児
寵臣
寵遇
寵妃
寵者
寵妾
寵用
“寵幸”のふりがなが多い著者
内田魯庵
吉川英治
菊池寛