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寵遇
ふりがな文庫
“寵遇”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ちょうぐう
82.4%
ちようぐう
17.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちょうぐう
(逆引き)
曹操から、俺の敵と睨まれたら助からないが、反対に彼が、この男はと見込むと、その
寵遇
(
ちょうぐう
)
は、どこの将軍にも劣らなかった。
三国志:03 群星の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
前代の
寵遇
(
ちょうぐう
)
に
与
(
あずか
)
りながら、後堀河の御代となって引きつづき時めいた歌人は、定家のほかには誰もなかったといってよい。
中世の文学伝統
(新字新仮名)
/
風巻景次郎
(著)
寵遇(ちょうぐう)の例文をもっと
(14作品)
見る
ちようぐう
(逆引き)
(同月七日従二位にすゝみ玉へり)此
密事
(
みつじ
)
いかにしてか時平公の
聞
(
きゝ
)
にふれしかば、事に
先
(
さきん
)
じて 帝に
讒
(
ざん
)
するやうは、君の御弟
斉世
(
ときよ
)
親王は
道真
(
みちざね
)
の
女
(
むすめ
)
を
室適
(
しつてき
)
して
寵遇
(
ちようぐう
)
厚
(
あつ
)
し。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
互に
各
(
おのおの
)
の意志を遂げて居る間に、各の枝は重り合ひ、ぶつつかり合ひ、
絡
(
から
)
み合ひ、
犇
(
ひしめ
)
き合つた。自分達ばかりが、太陽の
寵遇
(
ちようぐう
)
を得るためには、他の何物をも顧慮しては居られなかつた。
田園の憂欝:或は病める薔薇
(新字旧仮名)
/
佐藤春夫
(著)
寵遇(ちようぐう)の例文をもっと
(3作品)
見る
“寵遇”の意味
《名詞》
寵愛して優遇すること。
(出典:Wiktionary)
寵
漢検準1級
部首:⼧
19画
遇
常用漢字
中学
部首:⾡
12画
“寵”で始まる語句
寵愛
寵
寵姫
寵児
寵臣
寵妃
寵者
寵幸
寵妾
寵用
“寵遇”のふりがなが多い著者
鈴木牧之
風巻景次郎
山東京山
吉川英治
福沢諭吉
中里介山
谷崎潤一郎
佐藤春夫
菊池寛
山本周五郎