“三人扶持”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さんにんふち50.0%
さんにんぶち50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
秋月が此の通り手を突いて頼む……な……決して手前の咎めにはせんよ、出入も元々どおりにさせ、また事に寄ったら三人扶持（さんにんふち）か五人扶持ぐらいは、若殿様の御世（およ）になれば私から直々（じき／＼）に申上げて
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) ／ 三遊亭円朝(著)
これに反して下等士族は十五石三人扶持（さんにんぶち）、十三石二人扶持（ににんぶち）、或は十石一人扶持（いちにんぶち）もあり、なお下（くだっ）て金給の者もあり。中以上のところにて正味七、八石乃至（ないし）十餘石に上（のぼ）らず。
旧藩情 (新字新仮名) ／ 福沢諭吉(著)