“三人暮”の読み方と例文
読み方割合
さんにんぐら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
世話しければ嘉傳次は此感應院の食客とぞ成り感應院或時嘉傳次にむかひ申けるは和歌山の城下に片町かたまちといふあり其處に夫婦に娘一人あり親子三人暮さんにんぐらしの醫師なりしが近頃兩親共に熱病ねつびやうにて死去し娘ばかりぞのこれり貴公きこう其所へ養子に行て手習てならひ指南しなんでもせばよろしからんといふ嘉傳次是を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)