“扶翼”の読み方と例文
読み方割合
ふよく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
われらは、天皇を信仰し心から皇運を扶翼ふよくし奉るものは皆われらの同胞であり、全く平等で天皇に仕え奉るべきものと信ずる。
最終戦争論 (新字新仮名) / 石原莞爾(著)
一身の処決を急ぎ、生きて祖宗のあやうきを扶翼ふよくし奉らんとはせず、みだりに血気の勇を示そうとするは——けだし真の忠節とは申されまい。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
つぎに、一旦緩急あらば、義勇公に奉じ、以て天壌無窮の皇運を扶翼ふよくすべし。