“ふよく”の漢字の書き方と例文
語句割合
扶翼100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「非力不才の者が、御陣の扶翼ふよくさんじなどしては、かえって乱を大きくし、宮方のわざわいを深うするのみでございますれば」
私本太平記:04 帝獄帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
国体を擁護し皇運を扶翼ふよくし奉るための武力の発動が皇国の戦争である。
最終戦争論 (新字新仮名) / 石原莞爾(著)
そして同じ敵対国にたいしては、常に重きをなしているから無言の防塁ぼうるいはつねに織田の後方を確乎かっことして扶翼ふよくしている。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)