“紺青”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こんじょう65.4%
こんじやう26.9%
コンジヤウ3.8%
こあを1.3%
こんじよう1.3%
ウルトラマリン1.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私は直ぐにそれをつまんで白菜の畑のなかに投げ込んだ。そうして、ほっとしたように見あげると、今朝の空も紺青に高く晴れていた。
綺堂むかし語り (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
なく晴れ上つた紺青の冬の空の下に、雪にぬれた家々のから陽炎のやうに水蒸気がゆらゆらと長閑に立ち上つてゐた。
姫は、緑青を盛つて、層々うちる楼閣伽藍の屋根を表した。数多い柱や、廊の立ち続く姿が、目赫くばかり、朱でみあげられた。むら/\とくものは、紺青の雲である。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
めしい紺青となつて空から私に降りかゝる。
見よ、一天は紺青伽藍の色にして
海潮音 (新字旧仮名) / 上田敏(著)
それが、安全燈の光の加減で、紫がかった紺青になったり、深藍になったり、黒紺になったり、眼もあやに変化する。
地底獣国 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)