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靉
ふりがな文庫
“靉”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
たなび
55.6%
タナビ
33.3%
あい
11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たなび
(逆引き)
恐と望とに狂ひ歡ぶ無數の眼が髣髴として乳色の光を放ち天の一方に
靉
(
たなび
)
いてゐる。多くの魂はこの眞珠の光を散らして
天
(
あま
)
の
川
(
がは
)
を登つて行く。
さしあげた腕
(旧字旧仮名)
/
レミ・ドゥ・グルモン
(著)
靉(たなび)の例文をもっと
(5作品)
見る
タナビ
(逆引き)
姫は、緑青を盛つて、層々うち
重
(
カサナ
)
る楼閣
伽藍
(
ガラン
)
の屋根を表した。数多い柱や、廊の立ち続く姿が、
目赫
(
メカガヤ
)
くばかり、朱で
彩
(
タ
)
みあげられた。むら/\と
靉
(
タナビ
)
くものは、
紺青
(
コンジヤウ
)
の雲である。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
靉(タナビ)の例文をもっと
(3作品)
見る
あい
(逆引き)
これを漢字に当て
嵌
(
は
)
めると『
鮎
(
あい
)
』ともなれば『
哀
(
あい
)
』ともなる。『
間
(
あい
)
』ともなれば『
挨
(
あい
)
』ともなる。そうかと思うと『
靉
(
あい
)
』ともなる。
名人地獄
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
靉(あい)の例文をもっと
(1作品)
見る
靉
漢検1級
部首:⾬
25画
“靉”を含む語句
靉靆
靉河
靉日
奇靉
妖気靉靆
悠遠靉靆
靉々
靉然
靉靆垂布
靉靆朦朧
靉靆模糊
“靉”のふりがなが多い著者
レミ・ドゥ・グルモン
釈迢空
石川啄木
折口信夫
久生十蘭
国枝史郎