“奇靉”の読み方と例文
読み方割合
きあい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
最後に木戸が投げつけた謎語をめぐりながら、よくやった、最後まで気力を失わなかったのはやはり日本人だと、涙と奇靉きあいをひろげる夢想世界のなかで、しばらく折竹は一言もいえなかった。
人外魔境:03 天母峰 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)