“こんじょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:コンジョウ
語句割合
紺青40.2%
今生37.8%
根性18.1%
根生1.6%
今世0.8%
懇情0.8%
魂情0.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もしそれ、紅葉時の全渓燃ゆるような美しさを、紺青の海を周囲に控えた普賢の頂上から見下した壮観は、想像したたけでも心がおどる。
雲仙岳 (新字新仮名) / 菊池幽芳(著)
ある金持ちは、たくさんのおんでらぬに、して、今生旅立ちをしたのでありました。
金の魚 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「あのむすめはあんなにぎょうぎがわるいし、ひとにものもやらない根性まがりのねたみやだから、なにをやったらいいだろう。」
四民平等の世の中なのに——はいけない。なあんだ、当り前だと思いながら、けないことに町人根生がぬけないのだな、心ではそう思いながら、つまらない奴に、自然と頭が下がりやがる。
逢うが別れの今世に、臨終のなごりをむため、華燭銀燈輝いて、見返る空に月のごとき、若竹座を忍んで出た、慈善市の光を思うにつけても、横町の後暗さは冥土にもるのみか。
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
そうしてその時代に鷹司家から、一方ならぬ懇情を受けた。そうして簾子姫とはわけても親しく、絶えず逢い絶えず話し合った。
猫の蚤とり武士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
彼は自身の子供じみたみっぽい魂情を、いくらか悔いてもいたが、とかく苦悩と煩いの多いこの生活を、一気にきつけるのも、彼女に新らしい恋愛もまだ初まっていない
仮装人物 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)