“今世”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
このよ40.0%
いまどき20.0%
こんじょう20.0%
こんせい20.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“今世”を含む作品のジャンル比率
産業 > 畜産業 > 畜産史 事情100.0%
社会科学 > 社会 > 家族問題・男性・女性問題・老人問題0.6%
文学 > 日本文学 > 詩歌0.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
生者いけるものつひにもぬるものにあれば今世このよなるたぬしくをあらな (同・三四九)
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
予は今世このよの別れとは知り、忍びざるも、然れども露国に対するの戦端開け、又一が召集せらるるも近きにあらんか、依てすみやかに又一を札幌に出でしめ、責めては存命中に又一に面会せしめて、十分に話を致させるとして出発するも、心は残りて言うべからざるに迫まれり。
関牧塲創業記事 (新字新仮名) / 関寛(著)
わが老健すこやかを鼻にかけて今世いまどきの若者の羸弱よわきをあざけり、転地の事耳に入れざりししゅうとも、現在目の前に浪子の一度ならずに喀血するを見ては、さすがに驚き——伝染の恐ろしきを聞きおれば——恐れ、医師が勧むるまましかるべき看護婦を添えて浪子を相州逗子なる実家——片岡家の別墅べっしょに送りやりぬ。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
逢うが別れの今世こんじょうに、臨終いまわのなごりをおしむため、華燭かしょく銀燈輝いて、見返る空に月のごとき、若竹座を忍んで出た、慈善市バザアの光を思うにつけても、横町の後暗さは冥土よみじにもまさるのみか。
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
故にいわく、多妻多男の法は今世こんせいを挙げて今人こんじん玩弄物がんろうぶつに供するの覚悟なれば可なりといえども、天下を万々歳の天下として今人をして後世に責任あらしめんとするときは、我輩は一時の要用便利を以て天下後世の大事にうること能わざる者なり。
日本男子論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)