“こんせい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
懇請51.9%
金精14.8%
悃誠11.1%
渾成7.4%
今世3.7%
崑生3.7%
混世3.7%
混成3.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
数日過ぎると、溝口伊予は再び仙石家を訪れて来て、どうしても自斎を断念しきれない主人丹後守の懇請こんせいを告げた。
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と、ついに王進も、父子の懇請こんせいれて、その日の出立を見合せ、あらためて、師弟の約を、ここに結んだ。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
草鞋を埋むる霜柱を踏んで、午前十時四十五分、つひ金精こんせい峠の絶頂に出た。
みなかみ紀行 (旧字旧仮名) / 若山牧水(著)
草鞋を埋むる霜柱を踏んで、午前十時四十五分、終に金精こんせい峠の絶頂に出た。
みなかみ紀行 (新字新仮名) / 若山牧水(著)
そして院主をしてあへて財を投じて此稀有けう功徳くどくを成さしめたのは、實に師岡氏未亡人石が悃誠こんせいの致す所である。
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
いやしくも吾が区々の悃誠こんせいを諒し給わば、幕吏必ず吾が説をとせんと志を立てたれども、蚊虻ぶんぼう山を負うのたとえついに事をなすことあたわず今日に至る。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
渾成こんせい完璧かんぺきの語ここに至るを得てはじめて許さるべきものであろう。
雨瀟瀟 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
そこで、よって、彼を世界の第一流とは言えるかも知れないが、日本を代表しての古今独歩とはし難い……日本を代表する以上は、そのすべてが日本化されて、そうして独自の境に立って、天下を睥睨へいげいするという渾成こんせいと、気魄きはくが無ければならないのです。そうして、優にそのすべてが備わっているのは、狩野永徳がただ一人です。
大菩薩峠:31 勿来の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
故にいわく、多妻多男の法は今世こんせいを挙げて今人こんじん玩弄物がんろうぶつに供するの覚悟なれば可なりといえども、天下を万々歳の天下として今人をして後世に責任あらしめんとするときは、我輩は一時の要用便利を以て天下後世の大事にうること能わざる者なり。
日本男子論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
「わしのむすめ崑生こんせいにめあわしたい」
青蛙神 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
樊瑞はんずい——あだ名を(混世こんせい魔王)
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
出来得べくんば混成こんせい猫旅団ねこりょだんを組織して露西亜兵を引っいてやりたいと思うくらいである。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)