懇情こんせい)” の例文
差加へ病氣中は座敷牢ざしきらうへなりとも入置が宜からんと申されければ佐十郎ハツと平伏へいふくなし段々御懇情こんせいの御言葉有難くかしこまり奉つる主人も定めて忝けなく存候はん早速まかかへり御示の如く屹度きつと相守らせ申べく候と涙を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)