“懇篤”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こんとく88.2%
ねんごろ11.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おい懇篤こんとくに頼まれたお方じゃ! それにおいには義兄弟じゃ! 安全の場所へおかくまいするまでは、上人の身辺で荒々しい所業など
犬神娘 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
あらかじめ、明朝の秀吉の登城時刻やら、相伴しょうばんの人員やらを問い合わせ、また、信長の懇篤こんとくな内意をも伝えておくためであった。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
むしろ懇篤ねんごろに訓すようにオースチン老師は云うのであった。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
相立懇篤ねんごろとふらひ遣し候と云に兩士りやうしは是を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)