“ねんごろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
84.2%
懇切3.2%
慇懃3.2%
念頃2.1%
懇篤2.1%
優渥1.1%
念比1.1%
懇意1.1%
懇親1.1%
1.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
われ半面を扇にて蔽ひつゝ、その乙女を呼び止めて、長崎へ行く道を問ふに、乙女は恥ぢらひつゝ笠を取り、いとに教へ呉れぬ。
白くれない (新字新仮名) / 夢野久作(著)
離れて涅槃の道に引導すべければ是より我がに參られよとて夫より上新田村の無量庵へ同伴なし懇切に弔ひければ安五郎はく禮を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
しかし老樵夫は同じような事を、慇懃に繰り返すばかりであった。
生死卍巴 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
九郎兵衞に頼みの事まで念頃に話しける九郎兵衞故意と斷り云しか共女房の親類共打寄癩病にては村へ置れぬ定法なれば是非共跡を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
相立懇篤ひ遣し候と云に兩士は是を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
「臣は優渥なお言葉を賜りながら、覚えず酔いすごして、礼儀を失いました。どうかおゆるしくださいますように。」
蓮花公主 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
尚々与右衛門、御国へも可参候間、被成御心付候て被下候はゞ、可忝候、以上 其後者以書状不申上背本意奉存候、拙者も今程、肥後国へ罷下り、肥後守念比ニ申候ニ付而、逗留仕居候
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
どうやら懇意になったらしいと、狭い村のことではあり、すぐに評判が立ってしまった。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
多年東京で懇親にしていた知人がつい二十日ばかり前、自分も田舎に往って流行風邪せっている時に流行感冒であえなく死んだということが強く胸に刻みつけられているので
狂乱 (新字新仮名) / 近松秋江(著)
唯懐き人に寄せて、形見こそならず書斎の壁に掛けたる半身像は、彼女が十九の春の色を手写して、りしものなりけり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)