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ゆうあく
ふりがな文庫
“ゆうあく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
優渥
91.7%
黝堊
8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
優渥
(逆引き)
嘗
(
かつ
)
て高山
樗牛
(
ちょぎゅう
)
は
菅公論
(
かんこうろん
)
を著わして、道真が彼を登用して藤原氏の
専横
(
せんおう
)
を抑えようとし給うた
宇多上皇
(
うだじょうこう
)
の
優渥
(
ゆうあく
)
な寄託に
背
(
そむ
)
いたのを批難し、菅公の如きは
意気地
(
いくじ
)
なしの泣きみそ詩人で
少将滋幹の母
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
予は性来山が好きである、そうして山の最も好いのは秋であるから、今度の休みは誠に
優渥
(
ゆうあく
)
なる天恩と感謝してよい。この一篇の目的はかくの如くにして得た山居の消息を伝えんとするに在る。
鹿山庵居
(新字新仮名)
/
鈴木大拙
(著)
ゆうあく(優渥)の例文をもっと
(11作品)
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黝堊
(逆引き)
六閑堂は甚質素にして
閑雅
(
かんが
)
の趣があった。佐藤一斎の記に、「
黝堊
(
ゆうあく
)
ヲ
舎
(
す
)
テ、
麤埴
(
そしょく
)
ヲ用ヒ
彫琢
(
ちょうたく
)
ヲ去ツテ
素樸
(
そぼく
)
ニ従フ。ソノ
清迥閑曠
(
せいけいかんこう
)
ノ趣、一ニ山人逸士ノ棲止スル所ニ類ス。」
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
ゆうあく(黝堊)の例文をもっと
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ねんごろ