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専横
ふりがな文庫
“専横”の読み方と例文
読み方
割合
せんおう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せんおう
(逆引き)
けれどもその一重瞼の中に輝やく
瞳子
(
ひとみ
)
は
漆黒
(
しっこく
)
であった。だから非常によく働らいた。或時は
専横
(
せんおう
)
と云ってもいいくらいに表情を
恣
(
ほしい
)
ままにした。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
なぜなら、押勝も同じ彼等の一族ではあったが、まるで彼等の首長のように
専横
(
せんおう
)
すぎるからであった。
道鏡
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
嘗
(
かつ
)
て高山
樗牛
(
ちょぎゅう
)
は
菅公論
(
かんこうろん
)
を著わして、道真が彼を登用して藤原氏の
専横
(
せんおう
)
を抑えようとし給うた
宇多上皇
(
うだじょうこう
)
の
優渥
(
ゆうあく
)
な寄託に
背
(
そむ
)
いたのを批難し、菅公の如きは
意気地
(
いくじ
)
なしの泣きみそ詩人で
少将滋幹の母
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
専横(せんおう)の例文をもっと
(11作品)
見る
専
常用漢字
小6
部首:⼨
9画
横
常用漢字
小3
部首:⽊
15画
“専横”の類義語
大風
不遜
横風
“専横”で始まる語句
専横跋扈
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山本周五郎
泉鏡花
坂口安吾