『道鏡（どうきょう）』

日本史に女性時代ともいうべき一時期があった。この物語は、その特別な時代の性格から説きだすことが必要である。 女性時代といえば読者は主に平安朝を想像されるに相違ない。紫式部、清少納言、和泉式部などがその絢爛たる才気によって一世を風靡したあの時 …

著者	坂口安吾
ジャンル	文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出	「改造　第二八巻第一号」1947（昭和22）年1月1日
文字種別	新字新仮名
読書目安時間	約45分（500文字/分）
朗読目安時間	約1時間15分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

首（おびと） 亡（ほろぼ） 忌（き） 掌（つかさど） 賜（たまわ） 一世（いっせい） 侍（じ） 企（くわだ） 供御（くぎょ） 因（ちな） 嫁（か） 温和（おんわ） 盲目（もうもく） 臥床（がしょう） 追捕（ついほ） 道祖（ふなど） 位（くらい） 儚（はか） 凜々（りんりん） 博（はく） 厭（いと） 堪（た） 安宿（あすか） 慎（つつ） 所知（しらす） 旨（むね） 服（ふく） 枕頭（ちんとう） 為体（えたい） 畿内（きだい） 笑（え） 繊細（せんさい） 翳（かげ） 聖旨（せいし） 諾（だく） 首肯（しゅこう） 一途（いちず） 不問（ふもん） 主神（かんづかさ） 仇（あだ） 企（たくら） 伝承（でんしょう） 伽藍（がらん） 侍（はべ） 傀儡（かいらい） 傷（いた） 内裏（だいり） 冥福（めいふく） 凜冽（りんれつ） 利巧（りこう） 剃髪（ていはつ） 割拠（かっきょ） 勃興（ぼっこう） 勅（ちょく） 半（なかば） 卑下（ひげ） 却々（なかなか） 叡智（えいち） 各〻（おのおの） 合議（ごうぎ） 名刹（めいさつ） 否（いな） 周到（しゅうとう） 咎（とが） 喚（わめ） 噴（ふ） 地下（じげ） 執拗（しつよう） 天啓（てんけい） 夭折（ようせつ） 女傑（じょけつ） 威風（いふう） 媚（こ） 孜々（しし） 寵（ちょう） 寵愛（ちょうあい） 寸刻（すんこく） 専横（せんおう） 尚（なお） 崩御（ほうぎょ） 左遷（させん） 建立（こんりゅう） 彷彿（ほうふつ） 律令（りつりょう） 微塵（みじん） 念頭（ねんとう） 忿怒（ふんぬ） 怜悧（れいり） 怨嗟（えんさ） 悪辣（あくらつ） 悶死（もんし） 情操（じょうそう） 惹（ひ） 慟哭（どうこく） 憤（いきどお） 懇願（こんがん） 托（たく） 披露（ひろう） 抱負（ほうふ） 拙（つたな）

題名が同じ作品

道鏡 （新字旧仮名）／ 坂口安吾 （著）