“安宿”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やすやど63.6%
あすか18.2%
アスカ18.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
細い横丁を二三度あちこちへ折れて、飛びこんだのはアパートメントとは名ばかりの安宿やすやどの、その奥まった一室——彼等の秘密のかく
間諜座事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
安宿あすかは天下第一の女人の如くに教育された。それは三千代の悲願であった。不比等の女(三千代の腹ではない)宮子は入内して文武天皇の夫人となった。
道鏡 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
その皇后は三千代と不比等の間にできた長女の安宿アスカであつた。全身は光りかゞやく如くであつたから、光明子とよばれ、又光明皇后ともよばれた。天皇と同じ年齢だつた。
道鏡 (新字旧仮名) / 坂口安吾(著)