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安宿
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あすか
ふりがな文庫
“
安宿
(
あすか
)” の例文
安宿
(
あすか
)
は天下第一の女人の如くに教育された。それは三千代の悲願であった。不比等の女(三千代の腹ではない)宮子は入内して文武天皇の夫人となった。
道鏡
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
その皇后は三千代と不比等の間にできた長女の
安宿
(
あすか
)
であった。全身は光りかがやく如くであったから、光明子とよばれ、又、光明皇后とよばれた。天皇と同じ年齢だった。
道鏡
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
けれども、やがて、
山背
(
やましろ
)
王の密告は打消すことができなかつた。廃太子道祖王、
黄文
(
きぶみ
)
王、
安宿
(
あすか
)
王、橘奈良麿、大伴古麿、小野東人らが皇太子と押勝暗殺のクー・デタを企んでゐるといふのであつた。
道鏡
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
安
常用漢字
小3
部首:⼧
6画
宿
常用漢字
小3
部首:⼧
11画
“安宿”で始まる語句
安宿部
安宿部郡
安宿媛
安宿郡