“あすか”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:アスカ
語句割合
飛鳥85.1%
明日香8.5%
安宿4.3%
明日2.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「今度飛鳥あすか大臣様おおおみさまの御姫様が御二方、どうやら鬼神おにがみのたぐいにでもさらわれたと見えて、一晩の中に御行方おんゆくえが知れなくなった。」
犬と笛 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
その皇后は三千代と不比等の間にできた長女の安宿あすかであった。全身は光りかがやく如くであったから、光明子とよばれ、又、光明皇后とよばれた。天皇と同じ年齢だった。
道鏡 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
かん倉山くらやまを拝み、明日あすかの社に拝礼し、那智なちの山にのぼった。数千丈の高さから、白いしぶきを散らしながら落ちてくる那智の滝には、心をつらぬくきびしさがこめられている。