トップ
>
威風
ふりがな文庫
“威風”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いふう
66.7%
ゐふう
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いふう
(逆引き)
頼朝の営外に立っている兵たちは、小手をかざしながら、新しい味方の堂々たる
威風
(
いふう
)
を、頼もしげに眺め合っていた。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
人はすべて子孫の繁栄を祈るものであるかも知れぬが、別して女は、別して強烈沈静なる女は、現実的、肉体的な繁栄や
威風
(
いふう
)
をもとめてやまないものである。北条政子と同じ意志がここにある。
道鏡
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
威風(いふう)の例文をもっと
(6作品)
見る
ゐふう
(逆引き)
別
(
べつ
)
に、
肩
(
かた
)
には
更紗
(
さらさ
)
を
投掛
(
なげか
)
け、
腰
(
こし
)
に
長劍
(
ちやうけん
)
を
捲
(
ま
)
いた、
目
(
め
)
の
鋭
(
するど
)
い、
裸
(
はだか
)
の
筋骨
(
きんこつ
)
の
引緊
(
ひきしま
)
つた、
威風
(
ゐふう
)
の
凛々
(
りん/\
)
とした
男
(
をとこ
)
は、
島
(
しま
)
の
王樣
(
わうさま
)
のやうなものなの……
印度更紗
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
持頭は
惣髮
(
そうはつ
)
の
撫附
(
なでつけ
)
にて
威風
(
ゐふう
)
近傍を拂つて
徐々
(
しづ/\
)
と進み行く續いて
常樂
(
じやうらく
)
院天忠和尚は紫きの
直綴
(
ぢきとぢ
)
を纏ひ
蜀紅錦
(
しよくこうにしき
)
の袈裟を掛けて手に水晶の念珠を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
威風(ゐふう)の例文をもっと
(3作品)
見る
“威風”の意味
《名詞》
威 風(いふう)
威厳があり、立派に見える様子。
(出典:Wiktionary)
威
常用漢字
中学
部首:⼥
9画
風
常用漢字
小2
部首:⾵
9画
“威風”で始まる語句
威風堂々
威風凜々
検索の候補
威風堂々
威風凜々
揩磨苛痒風助威
“威風”のふりがなが多い著者
押川春浪
新渡戸稲造
作者不詳
鈴木三重吉
泉鏡太郎
吉川英治
海野十三
泉鏡花
坂口安吾