“女傑”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じょけつ80.0%
アマゾオヌ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天武以来、持統、文武、元明、元正、聖武、六代にわたって宮中に手腕をふるった女傑じょけつであった。
道鏡 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
その次ぎには又、ギリシアの女傑じょけつボベリーナの像が懸っているが、その片方の足だけでも、今どきの客間にうようよしている伊達者の胴体よりはずっと太いくらいに思われる。
ダルトノアの丘陵地の真上あたりまでくると、風が強くなって〈女傑アマゾオヌ〉号がむやみによろけだす。
だいこん (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
これでようやくさわぎがおさまって、〈女傑アマゾオヌ〉号がよたよたと滑走路を走りはじめた。
だいこん (新字新仮名) / 久生十蘭(著)