“女形”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
おやま60.9%
おんながた20.3%
をやま13.0%
をんながた5.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“女形”を含む作品のジャンル比率
文学 > 中国文学 > 評論 エッセイ 随筆100.0%
歴史 > 伝記 > 日本16.7%
芸術・美術 > 演劇 > 演劇史 各国の演劇4.9%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
女形おやま、二枚目に似たりといえども、彰義隊しょうぎたいの落武者を父にして旗本の血の流れ淙々そうそうたる巡査である。
開扉一妖帖 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
が、そうは見えない。芝居が休みで、女形おやま自宅うちにいるようだ。海苔のりか何かあぶりながら、一本つけている。
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
そうして、男の俳優とおなじように、女役者のあいだにも立役たちやく女形おんながたとは、はっきりと区別されていた。
明治劇談 ランプの下にて (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
このふたりは団十郎菊五郎という格で、殊に藤沢は女形おんながたを勤めるので一座の立女形たておやまとも見られていた。
明治劇談 ランプの下にて (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
「芝居氣があるし、女形をやまになれる男だよ。恐ろしくニチヤニチヤして一種うつたうしい女形のせゐさ。まげが大きかつたのはかつらのためだ」
「いえ、騷ぎが此處へ聞えたのは、それから少し經つてからですが、馬道の良助親分が、女形をやまになつて山へ行つたのは、多分敵討騷ぎの最中だつたでせう」
父は若いころ、田植をどりといふのを習つてその女形をんながたになつたり、堀田ほつたの陣屋があつた時に、農兵になつて砲術を習つたり、おいとこ。
念珠集 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
その内に簑村の夫人が歸つて來た。昔の女形をんながたにあるやうな堅い感じの美しい人であつた。又其所へ若い露國人が來てこの夫人に踊りの稽古をして貰つたりした。
木乃伊の口紅 (旧字旧仮名) / 田村俊子(著)