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おんながた
ふりがな文庫
“おんながた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
女形
93.8%
女方
6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
女形
(逆引き)
源蔵
(
げんぞう
)
の妻よりもどこか品格がよくて、そうして実にまた、いかなる役者の
女形
(
おんながた
)
がほんとうの女よりも女らしいよりもさらにいっそうより多く女らしく見える。
生ける人形
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
おやじはちっともおれを
可愛
(
かわい
)
がってくれなかった。母は兄ばかり
贔屓
(
ひいき
)
にしていた。この兄はやに色が白くって、
芝居
(
しばい
)
の
真似
(
まね
)
をして
女形
(
おんながた
)
になるのが好きだった。
坊っちゃん
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
おんながた(女形)の例文をもっと
(15作品)
見る
女方
(逆引き)
その頃
佐野川市松
(
さのがわいちまつ
)
という役者が一と
小間置
(
こまおき
)
に染め分けた衣裳へ工夫致しましてその
縞
(
しま
)
を市松と
名
(
なづ
)
けて
女方
(
おんながた
)
の狂言を致しました時に、帯を紫と白の市松縞にして、着物を
藍
(
あい
)
の市松にしたのが派手で
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
おんながた(女方)の例文をもっと
(1作品)
見る
“おんながた”の意味
《名詞》
おんながた
【女方】ある集団が男女の差異で分けられるときの女性側の集団。夫婦における妻側の親戚など。
【女形、女方】歌舞伎で女性役を演じる役者。おやま。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
おやま
をやま
をんながた