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『生ける人形』
ふりがな文庫
『
生ける人形
(
いけるにんぎょう
)
』
四十年ほど昔の話である。郷里の田舎に亀さんという十歳ぐらいの男の子があった。それが生まれてはじめて芝居というものを見せられたあとで、だれかからその演劇の第一印象をきかれた時に亀さんはこう答えた。「妙なばんばが出て来て、妙なじんまをずいて、ず …
著者
寺田寅彦
ジャンル
芸術・美術 > 演劇 > 人形劇
初出
「東京朝日」1932(昭和7)年6月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約13分(500文字/分)
朗読目安時間
約22分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
黒子
(
くろこ
)
上手
(
かみて
)
床
(
ゆか
)
臍
(
ほぞ
)
老爺
(
ろうや
)
女形
(
おんながた
)
唖者
(
あしゃ
)
灯
(
ひ
)
明晰
(
めいせき
)
田舎
(
いなか
)
由来
(
ゆらい
)
畢竟
(
ひっきょう
)
破綻
(
はたん
)
葉
(
は
)
葛
(
くず
)
街
(
まち
)
鴨居
(
かもい
)
滑稽
(
こっけい
)
源蔵
(
げんぞう
)
扮
(
ふん
)
太夫
(
たゆう
)
園
(
その
)
咽喉
(
のど
)
叱責
(
しっせき
)
口腔
(
こうこう
)
卑賤
(
ひせん
)
俳諧
(
はいかい
)
伊達
(
だて
)
亀
(
かめ
)
下手
(
へた
)