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卑賤
ふりがな文庫
“卑賤”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひせん
76.0%
いや
4.0%
ヒセン
4.0%
いやし
4.0%
いやしき
4.0%
いやしく
4.0%
さも
4.0%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひせん
(逆引き)
汝とまちがえられ、刑に処せられ、
卑賤
(
ひせん
)
と醜悪とのうちに余生を終わろうとしている! それでよし。汝は正直な人間となっておれ。
レ・ミゼラブル:04 第一部 ファンテーヌ
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
卑賤(ひせん)の例文をもっと
(19作品)
見る
いや
(逆引き)
屠手として是処に
使役
(
つか
)
はれて居る
壮丁
(
わかもの
)
は十人
計
(
ばか
)
り、いづれ
紛
(
まが
)
ひの無い新平民——殊に
卑賤
(
いや
)
しい手合と見えて、特色のある皮膚の色が
明白
(
あり/\
)
と目につく。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
卑賤(いや)の例文をもっと
(1作品)
見る
ヒセン
(逆引き)
賞ハ、
卑賤
(
ヒセン
)
ニ依ラズ、一切仔細ニカカハラザルコト、同前ナリ
私本太平記:06 八荒帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
卑賤(ヒセン)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
いやし
(逆引き)
彼の
面容
(
かおかたち
)
を変らせて
逐
(
お
)
いやり給う、その子貴くなるも彼はこれを知らず、
卑賤
(
いやし
)
くなるもまたこれを
暁
(
さと
)
らざるなり、ただ己みずからその心に
痛苦
(
いたみ
)
を覚え己みずからその心に
哀
(
なげ
)
くのみ
ヨブ記講演
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
卑賤(いやし)の例文をもっと
(1作品)
見る
いやしき
(逆引き)
彼は卑しき者より使徒を撰み挙げたまひしのみか、常に
卑賤
(
いやしき
)
ものをあはれみたまひし跡、
蔽
(
おほ
)
ふ可からず。
トルストイ伯
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
卑賤(いやしき)の例文をもっと
(1作品)
見る
いやしく
(逆引き)
掠取
(
かすめとる
)
などと云者一人もなし家業は此上もなき
賤
(
いや
)
しき一文
貰
(
もら
)
ひなれども心まで其樣に
卑賤
(
いやしく
)
はならず餘りと云ば馬鹿々々しい是
内儀
(
かみ
)
さん私し共まで文右衞門樣の
連累
(
まきぞひ
)
を
喰
(
くつ
)
た樣な者此通り宅番を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
卑賤(いやしく)の例文をもっと
(1作品)
見る
さも
(逆引き)
前
垂
(
だ
)
れ
襷
(
たすき
)
の縁をはなれず、井戸端に米やかしぐらん、勝手元に菜切庖丁や握るらん、さるを
卑賤
(
さも
)
しき
營業
(
なりはひ
)
より昇りて、あの髭どのを少さき手の内に丸め奧方とさへ成り澄ませば
花ごもり
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
卑賤(さも)の例文をもっと
(1作品)
見る
“卑賤”の意味
《名詞・形容動詞》
卑賤(略字:卑 賎)(ひせん)
身分や地位が低いこと。
蔑むに値し、品格が低いとして粗末な扱いを受ける有様。穢(けが)らわしいこと。
(出典:Wiktionary)
卑
常用漢字
中学
部首:⼗
9画
賤
漢検準1級
部首:⾙
15画
“卑賤”で始まる語句
卑賤者
卑賤醜悪
検索の候補
卑賤者
卑賤醜悪
卑小賤劣
“卑賤”のふりがなが多い著者
ヴィクトル・ユゴー
司馬遷
徳富蘇峰
ロマン・ロラン
内村鑑三
樋口一葉
作者不詳
大隈重信
吉川英治
北村透谷