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利巧
ふりがな文庫
“利巧”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
りこう
83.3%
りかう
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
りこう
(逆引き)
それに
利巧
(
りこう
)
だから外へは出さないけれども、あれでなかなか
慢気
(
まんき
)
が多いのよ。だからそんなものを
皆
(
み
)
んな取っちまわなくっちゃ……
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「あいつも
猾
(
ずる
)
いがあっしも
利巧
(
りこう
)
じゃあねえ、かたちからするとこっちが乗り出した恰好で、あいつの云い草じゃねえが、まったくなっちゃあいません」
赤ひげ診療譚:04 三度目の正直
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
利巧(りこう)の例文をもっと
(20作品)
見る
りかう
(逆引き)
「あゝさうか、二十二ね、女のひとが二十四五に見えるつてのは、
利巧
(
りかう
)
だつて云ふ事だよ。若く見て貰ひたいなンて
愚
(
おろ
)
かな事だ」
浮雲
(新字旧仮名)
/
林芙美子
(著)
「あの娘は
利巧
(
りかう
)
だから、その晩仕掛けをして置いて勘十郎を呼出した。勘十郎は約束した刻限に、氣もそゞろであの暗くて急な梯子段を降りたことだらう」
銭形平次捕物控:264 八五郎の恋人
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
利巧(りかう)の例文をもっと
(4作品)
見る
利
常用漢字
小4
部首:⼑
7画
巧
常用漢字
中学
部首:⼯
5画
“利巧”で始まる語句
利巧者
利巧相
検索の候補
利巧者
巧利
利巧相
小利巧
辯佞利巧
“利巧”のふりがなが多い著者
森本薫
田中英光
下村湖人
紫式部
蒲 松齢
水上滝太郎
佐々木邦
夏目漱石
林芙美子
山本周五郎