“情操”の読み方と例文
読み方割合
じょうそう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたくしもわたくしの同棲者も元来がる信念の上に立つと従順じゅうじゅんな人間になり生活意識や情操じょうそう一所ひとところ集注しゅうちゅうするたちと見えます。
男女の心情の交換や、愛憎が自由であり、愛慾がその本能から情操じょうそうへ高められて遊ばれ、生活されていた。
道鏡 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
二十一、二の年ごろで、下町育ちの歯ぎれと、情操じょうそうと才とが、清麿の気もちにぴったり合った。
山浦清麿 (新字新仮名) / 吉川英治(著)