トップ
>
情操
>
じょうそう
ふりがな文庫
“
情操
(
じょうそう
)” の例文
わたくしもわたくしの同棲者も元来が
或
(
あ
)
る信念の上に立つと
従順
(
じゅうじゅん
)
な人間になり生活意識や
情操
(
じょうそう
)
が
一所
(
ひとところ
)
に
集注
(
しゅうちゅう
)
するたちと見えます。
家庭愛増進術:――型でなしに
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
男女の心情の交換や、愛憎が自由であり、愛慾がその本能から
情操
(
じょうそう
)
へ高められて遊ばれ、生活されていた。
道鏡
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
二十一、二の年ごろで、下町育ちの歯ぎれと、
情操
(
じょうそう
)
と才とが、清麿の気もちにぴったり合った。
山浦清麿
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
情操
(
じょうそう
)
教育の価値があるであろう。家庭でも、子供をおだてあげて、一つやって御覧というと、子供等は
得意
(
とくい
)
になって、足を動かしたり、手を
叩
(
たた
)
いたり、腕を廻したりするのが普通だ。
親は眺めて考えている
(新字新仮名)
/
金森徳次郎
(著)
たよりにして、この人ならと思って会ってみると、思想傾向と
人柄
(
ひとがら
)
とがまるでちぐはぐだったりしてね。知性と生活
情操
(
じょうそう
)
とがぴったりしている人というものは、あんがい少ないものだよ。
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
▼ もっと見る
「世の中には人間以上の力の存在が必ずある。人々はこれに気付き、
高尚
(
こうしょう
)
敬虔
(
けいけん
)
な
情操
(
じょうそう
)
を養わねばならぬ」と。
仏教人生読本
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
“情操”の意味
《名詞》
情操(じょうそう)
芸術的、道徳的、知的、道徳的など社会的価値を具備した高度な感情。
(出典:Wiktionary)
“情操(情操教育)”の解説
情操教育(じょうそうきょういく)とは、感情や情緒を育み、創造的で、個性的な心の働きを豊かにするためとされる教育、および道徳的な意識や価値観を養うことを目的とした教育の総称。(ヘルバルト学派が用い始めた語)
(出典:Wikipedia)
情
常用漢字
小5
部首:⼼
11画
操
常用漢字
小6
部首:⼿
16画
“情”で始まる語句
情
情夫
情婦
情人
情誼
情緒
情事
情合
情景
情死