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念比
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ねんごろ
ふりがな文庫
“
念比
(
ねんごろ
)” の例文
復
(
ふたた
)
びかしこに行きて
念比
(
ねんごろ
)
にとぶらひ給へとて、杖を
曳
(
ひ
)
きて
前
(
さき
)
に立ち、相ともに
壠
(
つか
)
のまへに
俯
(
ふ
)
して声を
放
(
あ
)
げて嘆きつつも、其の夜はそこに念仏して明かしける。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
尚々
(
なほなほ
)
、
此
(
この
)
与右衛門
(
よゑもん
)
儀
(
ぎ
)
、御国へも
可参
(
まゐるべく
)
候間、
被成御心付
(
おこころづけなされ
)
候て
被下
(
くだされ
)
候はゞ、
可忝
(
かたじけなく
)
候、以上
其後者
(
そのごは
)
、
以書状不申上
(
しよじやうをもつてまをしあげず
)
、
背本意
(
ほんいにそむき
)
奉存候、拙者も今程、肥後国へ
罷下
(
まかりくだ
)
り、肥後守
念比
(
ねんごろ
)
ニ申候ニ付而、逗留仕居候
随筆 宮本武蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
吾日々に
詣
(
まう
)
でてつかへまゐらすべしと、
実
(
まめ
)
やかに
約
(
ちぎ
)
りつつも、心をもちゐて助けけるに、病
漸
(
やや
)
減じてここち
清
(
すず
)
しくおぼえければ、あるじにも
念比
(
ねんごろ
)
に詞をつくし、左門が
二一
陰徳をたふとみて
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
念
常用漢字
小4
部首:⼼
8画
比
常用漢字
小5
部首:⽐
4画
“念”で始まる語句
念
念珠
念仏
念入
念誦
念力
念頭
念佛
念慮
念晴