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金精
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こんせい
ふりがな文庫
“
金精
(
こんせい
)” の例文
草鞋を埋むる霜柱を踏んで、午前十時四十五分、終に
金精
(
こんせい
)
峠の絶頂に出た。真向いにまろやかに高々と聳えているのは男体山であった。
みなかみ紀行
(新字新仮名)
/
若山牧水
(著)
今日は名にし
負
(
お
)
う
金精
(
こんせい
)
峠である。
殆
(
ほと
)
んど直立せる断崖絶壁を登ること一里八丁、
樵夫
(
きこり
)
が連れて来た犬が
莫迦
(
ばか
)
に
吠
(
ほ
)
え付いて始未におえぬ。
本州横断 痛快徒歩旅行
(新字新仮名)
/
押川春浪
、
井沢衣水
(著)
金精
(
こんせい
)
峠の金精神がこれに依って子を賜うなど信じ、蓯蓉の二字を略して御肉と尊称した(『本草図譜』一、坂本浩然の『菌譜』二等に図あり)
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
草鞋を埋むる霜柱を踏んで、午前十時四十五分、
終
(
つひ
)
に
金精
(
こんせい
)
峠の絶頂に出た。眞向ひにまろやかに高々と聳えてゐるのは男體山であつた。
みなかみ紀行
(旧字旧仮名)
/
若山牧水
(著)
“金精”の意味
《名詞》
純金。
金の精。
(五行説で)秋または西方の気。
(出典:Wiktionary)
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
精
常用漢字
小5
部首:⽶
14画
“金精”で始まる語句
金精峠
金精神
金精大明神