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渾成
ふりがな文庫
“渾成”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こんせい
50.0%
ずく
25.0%
づくめ
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こんせい
(逆引き)
渾成
(
こんせい
)
完璧
(
かんぺき
)
の語ここに至るを得て
始
(
はじめ
)
て許さるべきものであろう。わたしがヨウさんに勧められ「彩牋堂の記」を草する心になったのも平素『鶉衣』の名文を慕うのあまりに
出
(
い
)
でたものである。
雨瀟瀟
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
渾成(こんせい)の例文をもっと
(2作品)
見る
ずく
(逆引き)
何か
可恐
(
おそろし
)
い下心でもあつて、それもやつぱり慾徳
渾成
(
ずく
)
で恩を
被
(
き
)
せるのだらうと、内心ぢやどんなにも無気味に思つてゐられる事だらう、とそれも私は察してゐる。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
渾成(ずく)の例文をもっと
(1作品)
見る
づくめ
(逆引き)
この頃は何となく
冶
(
しや
)
れてゐますわね、さうして今朝なんぞは羽織から帯まで
仕立下
(
したておろ
)
し
渾成
(
づくめ
)
で、その奇麗事と
謂
(
い
)
つたら、
何
(
いつ
)
が
日
(
ひ
)
にも氷川へ行くのにあんなに
靚
(
めか
)
した事はありはしません。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
渾成(づくめ)の例文をもっと
(1作品)
見る
渾
漢検1級
部首:⽔
12画
成
常用漢字
小4
部首:⼽
6画
“渾”で始まる語句
渾名
渾身
渾然
渾沌
渾
渾力
渾良夫
渾融
渾天儀
渾河
“渾成”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
中里介山
永井荷風