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悃誠
ふりがな文庫
“悃誠”の読み方と例文
読み方
割合
こんせい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こんせい
(逆引き)
そして院主をして
肯
(
あへ
)
て財を投じて此
稀有
(
けう
)
の
功徳
(
くどく
)
を成さしめたのは、實に師岡氏未亡人石が
悃誠
(
こんせい
)
の致す所である。
寿阿弥の手紙
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
天
苟
(
いやしく
)
も吾が区々の
悃誠
(
こんせい
)
を諒し給わば、幕吏必ず吾が説を
是
(
ぜ
)
とせんと志を立てたれども、
蚊虻
(
ぶんぼう
)
山を負うの
喩
(
たとえ
)
、
終
(
つい
)
に事をなすこと
能
(
あた
)
わず今日に至る。また吾が徳の
非薄
(
ひはく
)
なるによればなり。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
いやしくもわが区々の
悃誠
(
こんせい
)
を諒したまはば、幕吏かならずわが説を
是
(
ぜ
)
とせんと志を立てたれども、「
蚊蝱
(
ぶんばう
)
山を負ふ」の
喩
(
たとへ
)
、つひに事をなすことあたはず今日に至る、またわが徳の菲薄なるによれば
留魂録
(新字旧仮名)
/
吉田松陰
(著)
悃誠(こんせい)の例文をもっと
(3作品)
見る
悃
漢検1級
部首:⼼
10画
誠
常用漢字
小6
部首:⾔
13画
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