留魂録りゅうこんろく
身はたとひ 武蔵の野辺に朽ちぬとも 留め置かまし大和魂 十月念五日二十一回猛士 一、余、去年已来心蹟百変、あげて数へがたし。なかんづく、趙の貫高を希ひ、楚の屈平を仰ぐ、諸知友の知るところなり。ゆゑに子遠が送別の句に「燕趙の多士一の貫高。荊楚 …