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曽
ふりがな文庫
“曽”のいろいろな読み方と例文
旧字:
曾
読み方
割合
かつ
76.0%
か
12.0%
カツ
4.0%
かっ
4.0%
そ
4.0%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かつ
(逆引き)
真実
(
ほんと
)
に愛せられることも
曽
(
かつ
)
てなかった。愛しようと思う鶴さんの心の奥には、まだおかねの亡霊が潜み
蟠
(
わだか
)
まっているようであった。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
曽(かつ)の例文をもっと
(19作品)
見る
か
(逆引き)
百七十二箇所のトンネルをくぐる
滇越
(
てんえつ
)
鉄路の難所も、
瘴癘
(
しょうれい
)
無人の魔所も見て来たが
曽
(
か
)
つてこんな陰惨な光景に出会ったことはなかった。
雲南守備兵
(新字新仮名)
/
木村荘十
(著)
曽(か)の例文をもっと
(3作品)
見る
カツ
(逆引き)
そんな小な事件が起つて、注意を促してすら、そこに、
曽
(
カツ
)
て
美
(
ウルハ
)
しい福田と、寺の
創
(
ハジ
)
められた
代
(
ヨ
)
を、思ひ出す者もなかつた程、それは/\、微かな遠い昔であつた。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
曽(カツ)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
かっ
(逆引き)
死と向い合って坐する幾日を、ラ氏はこの苦しい施療室で過し、
曽
(
かっ
)
て住みなれた三等室に憧憬の心を寄せ通した。
ラ氏の笛
(新字新仮名)
/
松永延造
(著)
曽(かっ)の例文をもっと
(1作品)
見る
そ
(逆引き)
木
(
き
)
イ
曽
(
そ
)
のネエ、ときやがった
右門捕物帖:28 お蘭しごきの秘密
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
曽(そ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“曽”の解説
曽(そう、曾)は、漢姓のひとつ。『百家姓』の385番目。
2020年の中華人民共和国の第7回全国人口調査(国勢調査)に基づく姓氏統計によると中国で32番目に多い姓であり、805.85万人がいる。一方、台湾の2018年の統計では第17位で、338,779人がいる。
(出典:Wikipedia)
曽
常用漢字
中学
部首:⽈
11画
“曽”を含む語句
曽祖父
曽祖母
曽孫
木曽路
木曽川
曽遊
木曽義仲
木曽駒
未曽有
曽而
木曽
木曽冠者義仲
曽我
湯桧曽
木曽義仲公
湯檜曽
長曽弥虎徹
長曽我部氏
木曽渓
阿古久曽
...
“曽”のふりがなが多い著者
松永延造
島崎藤村
山本周五郎
永井荷風
徳田秋声
柳田国男
佐々木味津三
坂本竜馬
田山花袋
折口信夫