“木曽川”のいろいろな読み方と例文
旧字:木曾川
読み方割合
きそがは50.0%
きそがわ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なんといふふかやまたにとうさんのさきにありましたらう。とうさんは木曽川きそがはえる谷間たにあひについて、はやしなかあるいてくやうなものでした。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
このおさるさんのつてあるところはたかがけしたでした。はししたながれる木曽川きそがはがよくえて、ふかやまなからしい、景色けしきいところでした。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
遠い郷里のほうの木曽川きそがわの音や少年時代の友だちのことなぞを思い出し顔に、その窓のところでしきりにうぐいすのなき声のまねを試みた。
(新字新仮名) / 島崎藤村(著)